おでん日和
寒い日、あつあつの大根や卵をはふはふ言いながら食べると、
ほっぺも和らぎ芯から温まります。
次は何を食べようかなって悩むのも楽しみの一つです。
「それ何?」
「これおいしい!」
「すじ肉はどこ~?」
おでんを中心にいろんな会話が生まれ、気づけばみんな笑顔になっているのもおいしさの秘密でしょうか。
ただ、おでんを作るのは私にとってかなりの重労働。
前日からたくさん仕込みをしなければいけませんが、その分2~3日はいけます(笑)。食中毒にならないよう注意しないといけませんが。
だから、私にとっておでんを用意するのは一大決心が必要です。「よし!作るぞ!」
でも作ってしまえば、あとは楽だし、おいしいし、天国の2日間です。
おでんつゆのレシピ
おでんのレシピは、地方や家庭によって大きく異なるかと思いますが、
我が家のレシピはこんな感じです。
おでんつゆのレシピ
みりん 2/3カップ
しょうゆ 2/3カップ
だし汁 カップ8杯ほど
液体昆布だし 小さじ2
おでんの具と調理ポイント
すじ肉、大根、卵、じゃがいも、こんにゃく、厚揚げ、はんぺん、ちくわ、がんもどき、その他練り物を色々
具材毎の調理ポイントをまとめました。
すじ肉
ひたすらことこと煮込みます。ルクルーゼの鍋なら、お湯がいっぱいの状態から半分になるくらいまで。圧力鍋やルクルーゼなどの重いフタの鍋で煮込むと圧力がかかり、とろとろのやわらかくなります。また、残った煮汁は捨てるのではなく、だし汁として使います。この煮汁のおかげで、おでん全体にこくとまろやかさがでて、数倍おいしくなります。
大根
大根の切り方ですが、我が家は5センチほどの幅で切ったあと、繊維に沿って切っています。長方形の大根がいくつもできるイメージです。こうすると荷崩れがしにくいのでおすすめです。ちなみに大根は皮も食べられますが、煮物の場合、皮があると味が染みにくいので、皮は向いて使います。
そして、切った後、米のとぎ汁で大根が透明になるまで下茹でをします。米のとぎ汁の酵素やビタミンが大根をやわらかくしてくれ、アクも和らげてくれます。
卵
子どもの頃、おでんの中で卵が一番好きでした。今私の子どもたちも大好き。おでんお出汁がしみ込んだ卵は格別ですよね。でも、おでんの鍋でずっとぐつぐつ煮続けると卵がどんどん固くなってしまうので、私はゆで卵を作ったら、タッパーに卵とおでんの煮汁を入れて、冷蔵庫に入れておきます。そうすると、味がしみ込む上、必要以上に固ゆでにならずにすみます。
厚揚げや練り物、てんぷら系
鍋に入れる前に、お湯をさっとかけます。そうすると周りについている油が落ち、くどくなくなります。
鍋に入れる順番、場所
すじ肉が一番下にあり、次に入れるのは味がしみ込んでほしい大根です。その次こんにゃくを入れるのですが、元々味がしっかりついているもの(練り物、てんぷら系)の近くに味があまりついていないもの(大根、こんにゃく、しらたき等)を入れるようにしています。はんぺんは食べる直前、本当の最後にいれます。
みなさんおでんを作る際、色々な工夫をされているかと思いますが、
もし取り入れてないポイントがあれば私のコツも取り入れてみてください。
とろとろのすじ肉もルクルーゼならお手の元!
ルクルーゼ (ル・クルーゼ) SIGNATURE ココットロンド 24cm つまみシルバー ギフト・のし可
煮物が断然おいしくなります。