食事メニュー

ポテトグラタンと優しいお母さん

ポテトグラタンが似合うおうち

今日もとっても寒いので、晩ごはんはポテトグラタンにしました。

グラタンを作っているとき、自分が外国のママになった気分になれたら、それは調子がいい時のしるし。

例えば、「ゆうびんやのくまさん」というフィービ・ウォージントンさん作の絵本にでてくる奥さん。

ゆうびんやのくまさんが荷物を届けにいくと、くまさんにクリスマスパイとジンジャー・エールを勧めてくれる優しい奥さん。可愛い娘さんがいて、家にいる時でもきれいなワンピースを着ていてるおしゃれな奥さんです。

他には、「魔女の宅急便」にでてくる、孫にニシンのパイを届ける依頼をするおばあさん。

二人に共通するのは優しくて優雅でおしゃれでなところ。それでいて、家の中は温かいお料理の香りがただよってそうなところです。

そんな二人はきっとベシャメルソースをバターと牛乳からちゃんと作ってそうですが、私はジャガイモとシチューのルーを使って作ってしまいます。この方法だとダマになったり失敗しないし、味もシチューのルーを使うことで安定しておいしいし、おすすめのホワイトソースです。

効率や時短を考えていると、先ほどの二人とはかけ離れてしまっているかもしれませんが、気分だけは料理上手で上品なマダム。だって優しい気持ちで作った方がおいしく作れるはずですもの(笑)。

今日の晩ごはん

〇ポテトグラタン

〇野菜スープ

〇きゅうりと卵のサラダ

ポテトグラタンの作り方

①ジャガイモを下茹でして、ザルにあげ、牛乳と一緒に小鍋で温めます。弱火で焦がさないように。

②温まったら火をとめ、シチューのルーを入れ、ブレンダーなどで攪拌したら出来上がり!

後は、エビや、ブロッコリー、ベーコンなどを入れて、グラタン皿にいれて、チーズをのせてオーブンで焼いたら出来上がり!

この作り方ならダマになることもなく、簡単にとろみのあるソースが作れます。

野菜スープのポイント

ポイントは落し蓋をすることです。落し蓋をすることで、野菜のうまみが、スープにとけて、コンソメの味も野菜にしみこみ、スープも野菜も両方おいしいスープになります。

きゅうりと卵のサラダの秘密

メインディッシュにタンパク質が足りないなと思う時や、少しボリュームが少ないかなと思うと、サラダにボリュームをもたせたり、タンパク質を補えるようにしています。

 楽しい食卓に感謝

テーブルにお皿が並ぶと、「おいしそう!」と歓声をあげてくれました。

ふぅふぅしながら笑顔で食べてくれたので、優しいママでいれました。

みんな笑顔だったことにほっとした夜でした。

ところで、魔女の宅急便のおばあさんは孫のためにニシンのパイを作りますが、孫は全然喜ばず、迷惑そうにしています。

今笑顔で食べてくれていても、きっとそういう日がくるのかもと、今から自分に言い聞かせています。その時ショックを受けないように。いや、心の準備をしたところでショックは受けると思いますが。

喜ぶと思って一生懸命作ったお料理も、ウザがられ食べてくれない。

それは食事ではないところであるのかもしれない。

自分にもあった反抗期が子どもにくることを恐れるなんておかしいかもしれません。

でも、だからこそ、今一生懸命料理を作っています。

笑顔で食べてくれる時期を大切にしながら、子どもに食事と笑顔が思い出として蓄積されることを願いながら。

いずれくる反抗期のその向こうに、また愛情が伝わる日がくることを願いながら。

一人暮らしをしているくまさんは朝早くから夜まで一生懸命働いています。慎ましく丁寧に生きるくまさんに、大人も子どもも気づけばほっこり好きになる名作の絵本です。

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