とろけるキッチンへようこそ♪
今日の晩ご飯は以前にも紹介した中華風ハンバーグです。
餃子のタネが余ったことから始まったこのハンバーグは家族全員大好き。
娘に至っては作る度に「このハンバーグが一番好き」と言ってくれます。
卵やパン粉を入れないので普通のハンバーグより楽ちんなので作ってよし、食べてよしの嬉しいメニューです。
キャベツと豚ミンチで作る中華風ハンバーグ
おいしさの秘密はキャベツのシャキシャキ感でジューシーながらしつこくない点です。
ハンバーグ自身にしっかり味がついているのでソースなしでも大丈夫。
お手軽ハンバーグです。
材料(4人分)
- 豚ミンチ 400g
- キャベツ 1/4玉
- 料理酒 大さじ1
- 創味シャンタン 大さじ1
- ごま油 小さじ1
- チーズ 一つかみ
作り方
①キャベツをみじん切りにし、レンジで800W2分ほど加熱する。
②キャベツに料理酒~チーズまで入れて混ぜ、
粗熱がとれたら豚ミンチを入れてよくこねる。
③ハンバーグの形に成形をしてフライパンで両面焼けば完成です。
ひき肉の栄養と特徴について
ハンバーグにミートソース、そぼろに肉団子。
ひき肉の料理は他のお肉の料理に比べて硬くなくて食べやすいので、我が家の子ども達は小さい頃から大好きです。
でもひき肉を炒めていると油をひかなくても結構脂がでます。
他のお肉と比べて栄養やカロリーはどうなっているのでしょうか。
ひき肉のカロリー比較
まず、牛ミンチ、豚ミンチ、鶏ミンチのカロリーを紹介します。
牛ミンチは100gあたり約251kcal、豚ミンチは209kcal、鶏ミンチは171kcalとなっています。
豚ミンチは他の肉に比べて脂が多いように思っていましたが、牛肉が一番高いようです。
ひき肉と他のお肉を比べた場合はどうでしょう。
豚ミンチは肩肉とすね肉を合わせてミンチしたものが多いのですが、
豚肉で脂身がたくさんあるバラ肉は100gあたり約386kcal、脂身の少ない豚のヒレ肉で112kcalです。
つまりひき肉はバラ肉とヒレ肉の中間くらいのカロリーということになります。
もちろん、脂身の多い部分を取ればカロリーは高く、少ない部分をとればカロリーの低くなるので、買い物をする際は脂身の少ない部分を選ぶとカロリーを抑えることができます。
ひき肉の味の特徴
今回中華風ハンバーグでは卵やパン粉をいれなくても柔らかく仕上がりました。
それは豚ミンチが牛ミンチに比べて水分量が多く、柔らかいという特徴があるためです。
牛ミンチ100%のハンバーグでは硬くなりがちですが、合挽にすることで柔らかい食感にすることができます。
では牛ミンチの良さはなんでしょう。
牛ひき肉は牛肉のうま味と弾力が特徴で洋食によく合います。
豚ミンチはクセが少なく中華料理にも向いています。
鶏ひき肉は3種類の中で一番あっさりしていて、つくねやそぼろなどの和風だしとの相性もばっちりです。
ひき肉の栄養について
ひき肉もお肉なのでタンパク質が主な栄養分ですが、ビタミンの中ではビタミンB群が多く含まれています。
ビタミンB群はエネルギーの代謝を円滑にする役割をするビタミンです。
ビタミンB群がないとエネルギーを摂取してもうまく体に取り入れることができない、大切なビタミンです。
牛ひき肉にはビタミンB12が含まれていて、アミノ酸や核酸、葉酸の代謝に関わっています。
牛、豚、鶏で含まれているビタミンB群に違いがあるので、どのような特徴があるのか見てみましょう。
豚ひき肉には糖質の代謝に関わるビタミンB1、脂質の代謝に関わるビタミンB2が含まれています。
ビタミンB1は疲労回復のビタミン、ビタミンB2は発育のビタミンとして有名です。
鶏ひき肉にもビタミンB2が含まれており、他にタンパク質の代謝や免疫機能に関わるビタミンB6、皮膚や粘膜の健康維持や脳神経の伝達にもかかわるナイアシンが含まれています。
いかがでしょうか。
少しややこしく感じたかもしれませんが、それぞれの特徴を知った上でお料理に取り入れたいですね。
感想
キャベツがシャキシャキで、めっちゃおいしいです。
味付けはほぼ創味シャンタンなので、創味シャンタン様様ですね。
このハンバーグを作る時、唯一の気がかりはカロリーだったのですが、
豚挽き肉のカロリーはバラ肉や合挽よりも低いことがわかって一安心でした。
くせがなく意外とあっさりしているので、子ども達はもっと食べたいとおかわりを所望しれくれます。
さすがに、ハンバーグのおかわりはないのですが、これから子ども達が中学生、高校生になり、さらに一番下の赤ちゃんが本格的に食べるようになると、いったい何グラムお肉を使えばいいのでしょう。
怖いような気もしますが、でも気持ちよく食べてもらうのはやはり嬉しいです。
食べ過ぎは禁物ですが、それでもおいしく楽しく健康に食べられるよう、毎日頑張っていきたいなと思いました。