ミネラルたっぷりの黒砂糖を使って
黒糖(黒砂糖)はサトウキビのしぼり汁を煮詰めて作るお砂糖です。
精製されていないためカリウムやカルシウムといったミネラルや、ビタミンB群が豊富に含まれている、オリゴ糖が含まれている、他の砂糖に比べてカロリーが低いといった特徴があります。
お菓子作りに使うと、黒糖ならではのコク深くまろやかな味わいになります。
今日はそんな黒糖を使って、黒糖ミルクプリンを作りました。
とってもぷるぷるのミルクプリン、砂糖を黒糖に替えるだけで、コク深い和風のミルクプリンになりました。
黒糖ミルクプリンの作り方
まろやかでコク深い和風のミルクプリン。
ゼラチン5gに対して牛乳を400ml使っているので、本当になめらかでぷるんぷるんです。
スプーンの上でぷるんと踊る、ぷるんぷるんのプリンです。
材料(プリンカップ6~8個)
- 牛乳 400ml
- 黒砂糖 大さじ4
- ゼラチン 5g
- お湯 大さじ3
作り方
①ゼラチンをお湯でふやかしておきます。お湯は100℃以下(沸騰していない)で使いましょう。
②片手鍋に牛乳、黒砂糖を入れて、弱火にかけて黒砂糖を溶かします。沸騰しないように注意しながら、ふやかしたゼラチンも入れて溶かします。
③器に入れて、冷蔵庫で冷やし固めたら出来上がり。
黒糖は身体に悪い?黒糖との上手な付き合い方
黒糖にはミネラル、ビタミンB群といった栄養素に加えて、オリゴ糖も含まれているため、身体に嬉しい作用がたくさんありいます。
例えば、カリウムはむくみ防止、カルシウム、マグネシウム、リンは骨を丈夫にしてくれます。
ビタミンB1は神経の働きを正常に保つ役割をするため集中力アップやイライラ解消、ビタミンB2やB6は美肌効果が期待される栄養素です。
オリゴ糖は腸内環境を整える作用があるため、便秘解消に効果的です。
このように栄養たっぷりの黒糖ですが、なぜか黒糖を調べようとするとデメリットや身体に悪いと言った検索結果がでてきます。
それはなぜでしょうか?
①まず1つめにボツリヌス菌によるところがあります。
サトウキビから黒糖に加工する際に、ボツリヌス菌が入ることがあります。
ボツリヌス菌は胃腸のバランスが整っていない1歳以下の乳児の体内に入った場合、嘔吐や下痢、最悪は呼吸困難で死に至る場合もあります。
ですので、黒糖は1歳以下の乳児には与えないようにしましょう。
なお、胃腸が整ってからは体内に入っても消化されるため、食べても大丈夫です。
②食べ過ぎ注意
次に身体に悪いと懸念されている点は食べ過ぎによるところです。
黒糖は一口サイズの塊で販売されていることも多く、その味わいから飴のように食べることができます。
おいしいですが、そこは砂糖の塊です。
おいしくてパクパク食べ過ぎてしまうと、太ってしまったり、血糖値があがってしまいます。
食べ過ぎには注意しましょう。
感想
ぷるんぷるんです。
スプーンの上でぷるぷる踊っています。
そんなつるりんひんやりとしたプリンを口に運ぶとまろやかなコクが広がります。
おいしい。
優しい和風味。
「これおいしいね。」
食後のデザートにみんなでほっこりしながらいただきました。
みなさんも、もしよかったら作ってみてくださいね。