mamekoのとろけるキッチンへようこそ♪
我が家で鍋をする時、問答無用でテンションが上がる食材があります。
それは、カニ!
小さくてもいいんです。
身が少ししかなくても、1匹まるごとでなくてもいいんです。
カニが入るだけで、だしが出て、鍋そのものがとってもおいしくなります。
今回はタイワンガザミがとても安く売っていたので、タイワンガザミを入れました。
かに鍋とは言えませんし、日本海側に住んでいる方には笑われてしまうかもしれません。
でも、リーズナブルなのに、鍋全体のグレードが上がるくらいおいしいんです。
タイワンガザミの寄せ鍋
カニの出汁のおかげで野菜もきのこもお肉も一段おいしくなります。
もちろんカニの身も甘味があって小さいからと言って侮れないおいしさです。
材料(4人分)
- タイワンガザミ
- 豚肉 200g
- 鶏ひき肉 300g
- みりん(肉団子用) 大さじ1
- 醤油(肉団子用) 大さじ1
- 片栗粉(肉団子用) 大さじ2
- 野菜(白菜、水菜、大根、ネギ きのこなど)
- 春雨またはマロニー
- 出汁 600ml
- 料理酒 大さじ4
- みりん 大さじ2
- 醤油 大さじ2
- 味噌 大さじ4
- すりおろしショウガ 小さじ1
- すりおろしにんにく 大さじ1
作り方
①鍋に出汁~すりおろしにんにくまでを入れ、大根、しいたけを入れる。(しいたけ以外のきのこなら後で)
②鶏ひき肉、みりん、醤油、片栗粉をボウルに入れよくこね、肉団子のタネを作る。
③鍋のお湯が沸騰したら、タイワンガザミ、白菜、水菜、肉団子、豚肉を入れる。
④お肉に火が通ってきたら、しいたけ以外のきのこやマロニーを入れ、最後に豆腐を入れたら出来上がり!
タイワンガザミとは
スーパーに行くと小さなカニが売っていたりします。
その中の一つ、タイワンガザミは全体が青いことからアオガニとも言われています。
タイワンと名前がつきますが、台湾特有というわけではなく、暖かい海域が生息地域です。
ガザミの語源はハサミが強靭で挟まれるとカニであっても痛手を負うことからカニハサミ→短縮されてガザミとなったそうです。
名前の由来だけあって、とても硬い殻をしています。
ケジャンに使われるカニがタイワンガザミなので、ケジャンを思い浮かべると想像しやすいかと思います。
小さいながら、身はしまっていて甘味が強いのが特徴です。
どうやって食べたらいいか迷うかもしれませんが、切り身で売っていたら簡単に味噌汁に入れてもおいしいです。
もちろん茹でガニもおいしいですが、ご飯に炊きこんでも、カニの出汁がでてとてもおいしいです。
切り身だととても安く買えるので、カニの味噌汁やカニご飯など気軽に挑戦できます。
小さくてもうまみたっぷりで、普段のご飯が、味噌汁が、鍋が、各段においしくなります。