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今日の晩ご飯は
- 鮭の塩焼き
- しじみの味噌汁
- キャベツときゅうりの卵サラダ(アーモンドトッピング)
- トマト
- チーズかまぼこ
なんてことのない地味なメニューですが、毎日がご馳走だとしんどくなってしまうので
こんなメニューが週に1回あると、身体もほっこりなんだかリセットされる気がします。
しじみは滋養強壮にいいと言いますし。
ところで、しじみの味噌汁は初めて作りました。
なので、下処理の仕方や栄養について調べてみたので、まとめてみました。
二日酔いにきく「しじみ」の栄養と効能について
しじみと言えば、二日酔いの朝に飲むイメージがあります。
アルコールを分解してくれたり滋養強壮にいいイメージですが、実際にはどのような栄養が含まれているのでしょうか。
しじみに含まれる栄養について
しじみは100g中86gが水分です。
カロリーは100g中230kcalで、同じく二枚貝のあさりは115kcalのため、あさりの約2倍のカロリーがあります。
これは炭水化物がしじみの方が多いためです。
含まれている栄養については炭水化物の次に多いのがタンパク質で100g中5.8gです。
しじみは必須アミノ酸がバランスよく含まれていて、タンパク質の栄養価を示す指標であるアミノ酸スコアが満点の100となっています。
さらにしじみには必須アミノ酸だけはありません。
「オルニチン」という遊離アミノ酸が含まれています。
オルニチンは肝臓の働きをサポートする作用があるため、アルコールの分解を助けてくれたり、疲労回復に効果的です。
含まれているビタミンについてはビタミンAやビタミンB群、葉酸など様々含まれていますが、特にビタミンB12が100g中68,0ugと他の貝と比べても豊富に含まれています。
ビタミンB12は葉酸とともに赤血球を作る役割をしていて、不足すると貧血を招き疲れやすいからだとなってしまいます。
また、シジミにはカルシウム、マグネシウム、鉄、リン、銅など様々なミネラルも豊富です。
シジミに含まれるカルシウムは、100g中240mgと牛乳よりも多いのには驚きです。
しじみの効用について
しじみには栄養が豊富に含まれていることがわかりました。
ただ、いっぱいありすぎて結局何にきくのでしょうか?
そこでそれらの栄養から得られる嬉しい効用についてまとめました。
①疲労回復効果
オルニチンのアンモニア分解を促進させる効果により、疲労回復効果があります。
また、ビタミンB12や葉酸、鉄分が含まれているので、それらが不足することによる疲労感、身体のダルさを防ぐことができます。
②肝機能を高め、二日酔いの防止
オルニチン以外にも肝臓の働きを助けるメチオニン、解毒作用を高めるタウリン、肝臓を活性化させるグリコーゲンが含まれています。
これらにより有害物質を無害化する作用が促進され、二日酔いの防止にも効果的です。
③睡眠の質の改善
疲労回復効果のあるオルニチンを就寝前にとることで、良質の睡眠をとることができます。
④貧血の予防
しじみにはビタミンB12,葉酸、鉄分、銅など血液のもととなる成分が豊富に含まれています。
貧血の予防だけでなく、不足することによる疲労を防ぐことができます。
⑤骨粗しょう症の予防
シジミに含まれている豊富なミネラルは血液の素となるものだけではありません。
カルシウム、マグネシウム、リンは骨や歯の形成に関わっています。
骨粗しょう症の予防だけでなく、妊娠期、授乳期、成長期のお子さんにも必須の栄養素が含まれています。
効果的にとるために
お酒を飲む人には、もちろん子どもや妊婦さん、様々な人にとって嬉しい効能のしじみ。
しじみの成分は水溶性のものが多いため、汁ものでいただくことが大切です。
汁にとけでたうま味も味わうことができて、しじみのおいしさと栄養を最大限享受することができます。
しじみの砂出しについて
しじみの砂出しについて調べると、塩水で砂出しをする場合、何時間も漬けておかなければならないことがわかりました。
今日はそんな時間は全然ありません。
なので50℃のお湯だと5分程度で砂出しができるので、50℃のお湯で砂出しすることにしました。
50℃のお湯は沸騰したお湯と同量の水を入れればOKなのでとても簡単です。
この方法だとすぐに砂出しできて、おいしくいただくことができましたよ。
しじみの下処理
①しじみを流水で洗って汚れをとります。
②お湯をわかし、ボウルに沸騰したお湯、それと同量の水を入れます(これで50℃のお湯ができます。)
③50度のお湯にシジミを入れて、しじみの口が開けば砂出しの完了です。
しじみの味噌汁のポイント
しじみの味噌汁を作るポイントをまとめました。
①しじみは水から入れる。
沸騰したお湯からではなく、水から入れます。
そうすると、うまみが汁に溶けだします。
②ひと煮立ち。煮込みすぎに注意。
沸騰して一煮立ちで十分だそうです。
先ほどとは逆で、沸騰後もぐつぐつ煮込みすぎるとうまみが汁に溶けですぎて、しじみにうまみが残りません。
③だしの素は使わなくてOK
しじみからおいしいお出汁がでるのでだしの素は入れなくてOKです。
感想
和食って落ち着きますね。
鮭の塩焼きは何気に大好物です。
脂がのって塩気もちょうどよくて、ご飯との相性も抜群。
我が家は私以外は身をほぐしてご飯にのせ、出汁のもととごま油、ゴマをふりかけてお湯をかけて食べるのが大好きです。
一口食べると、確かに鮭のおいしさがご飯にもしみわたっておいしいのですが、私はやはり鮭のおいしさをダイレクトにいただきたいので、そのまま食べています。
一口食ちなみに、魚焼きグリルで魚を焼く時、最初に空焼きすると網に魚がくっつくのを防止することができるそうです。
簡単なコツなので、それを知ってからは取り入れることにしています。
しじみの味噌汁は、初めて作ったのですが、身体にしみわたるおいしさです。
しじみの身はもちろん、お出汁もおいしくて、全員おかわり。
汁一滴残らず完食しました。
なんだか体がリセットされたような晩ご飯でした。