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スーパーの魚屋さんでスズキが1匹980円で売られていました。
スズキといえば高級魚のイメージでしたが、家族で分けてこの値段なら買えなくはありません。
1週間に1回、鮮魚を食べるのが何よりもの楽しみ。
今日はスズキに決めました。
スズキは高級魚?旬や特徴について
スズキは癖のない淡泊な味わいなので、ポワレやムニエルなどの洋風料理から和食の煮付け等色々な料理と良く合います。
魚屋さんでは塩焼きでもおいしいよと言われました。
やわらかい食感で上品に脂がのっているので、調理方法を選ばずおいしく食べることができるんですね。
スズキの旬とおいしい時期
スズキは高級魚と思っていましたが、特に値段が高いのは旬の6月~8月だそうです。
スズキは1mを越えるような個体もあるような大きい魚ですが、出世魚で名前が変わっていきます。
5cm前後でヒカリゴ、10cm前後だとコッパ、25cm前後になるとセイゴと呼ばれます。
スズキと呼ばれるのは4年以上たち60cm以上となったものだそうです。
大きくなるほど脂ものってくることもあり、お値段もセイゴはスズキの半値以下で売られています。
旬からはずれた冬なので、お値打ち価格だったのですが、味はどうなのでしょうか。
漁獲量は夏が多いのですが、秋から冬のスズキは産卵を控えているので脂がのっていておいしい時期でもあります。
なので、お値打ちに食べられておいしい冬はまさに買い時食べ時なんですね。
ちなみに産卵後の春は身が痩せていることが多いそうですが、個体差があるので目で見て買う、魚屋さんに聞くのが一番かもしれません。
スズキの栄養
100gあたり113kcalと低カロリーでありながらタンパク質が16.4g含まれているスズキ。
身がやわらかく、消化にも優しいので離乳食や胃腸が弱っている時にも食べやすいお魚です。
そんなスズキにはビタミンAが100gあたり180g、ビタミンDが10.0ugと特に豊富に含まれています。
ビタミンAは皮膚や粘膜を保護して免疫機能を高める効果や、視力を正常に保つ働きがあります。
ビタミンAは熱でも壊れにくく、油との相性もよいので加熱調理にむいています。
スズキならムニエルやアクアパッツァも美味しく食べれてビタミンAを取るのに効果的です。
ビタミンDはカルシウムの吸収を助けてくれます。
ビタミンDは日光を浴びると体内でも作られるのですが、過剰な日焼けは皮膚がんの発生率を高めてしまいます。
ビタミンDは成長期に必要なだけでなく、骨粗鬆症を防ぐためご高齢の方にも必要です。
ただ、サプリメントで過剰に摂取してしまうと倦怠感などがでてしまうため食品から適切な量をとるようにしましょう。
摂取の上限目安ですが成人女性、男性とも100ugとされています。
スズキのアクアパッツァ
鮮魚をおいしく食べるならアクアパッツァ!
手間も何もかからないのに、魚介のおいしさが染み出ています。
魚はもちろん、野菜も残りのスープの1滴にまで美味しさがつまっています。
今回は捌いてもらったので、骨の心配がありません。
切り身でも十分おいしさを堪能できました。
材料(4人分)
- スズキ 1匹
- 塩コショウ 適量
- 片栗粉 適量
- ズッキーニ 2本
- トマト 1~2個
- シーフードミックス お好み
- にんにく 1片
- オリーブオイル 適量
- 料理酒 100ml
- 塩 適量
作り方
①スズキに塩コショウをして料理酒(分量外)をふりかけます。
②フライパンにオイルを入れて、スズキを入れて皮目を焼きます。
③にんにく、ズッキーニ、トマト、料理酒100mlを入れたら蓋をして蒸し焼きにします。
④お野菜に汁がでてきたらシーフードミックスを入れてさらに蒸し焼きにして、魚に火が通ったら、塩で味を整えて完成です。
感想
産卵を控えているからか、ふっくら柔らかです。
アクアパッツァはよく1匹で作るのですが、今回離乳食に取り分けたかったので切り身にしてもらいました。
それでも、おいしさ十分!
お野菜にも染み出て、魚も野菜もスープもすべて魔法がかかったようにおいしいです。
スープはご飯にかけると魚介のリゾットのようになります。
切り身にしてもらうことで骨が少なく、子どもも安心して食べることができました。
アクアパッツァは大雑把に作れて魚も野菜も美味しくたべられるのでとてもおすすめです。
みなさんももし良かったら作ってみてくださいね。