塩麹で素材のうまみを引き出そう
最近酵素の力が注目されています。
酵素の働きによって消化吸収を助けてくれたり、新陳代謝を促してくれたり健康維持をサポートしてくれます。
少し前に注目された塩麹も酵素の働きで消化吸収を助けてくれたり、食材のうま味をひきたててくれます。
お肉や魚につけこむと、タンパク質がうま味に変化し柔らかくしっとり仕上がります。
野菜を漬け込むと、塩よりもやわらかな味わいになり、身体にやさしくおいしさをアップしてくれる万能調味料です。
今回は塩麹に漬け込んだ豚肉と野菜を重ねてレンジでチンする簡単料理を紹介します。
フライパンも使わず、調味料は塩麹とマヨネーズだけですが、びっくりするくらいまろやかでコクがあって野菜嫌いの子どももペロっと食べてくれました。
塩麹マヨでまろやか豚肉と野菜の重ね蒸しのレシピ
塩麹につけこんでマヨネーズとチーズをかけてレンジでチンするだけ!
素材のうまみとまろやかなコクで箸がずんずんすすみます。
材料
- 豚肉
- 野菜(キャベツ、にんじん)
- 塩麹 素材の10%の量
- マヨネーズ
- チーズ
作り方
①豚肉、野菜を塩麹につけこみ、冷蔵庫で1時間以上冷蔵庫にいれておきます。
②耐熱皿に豚肉、野菜を重ねておき、上にマヨネーズをかけます。
③トッピングにチーズをのせて、レンジで加熱したら完成です。豚肉300g、キャベツ1/4、にんじん小1本で600w6分
塩麹の栄養について
素材をおいしくやわらかくしてくれる塩麹ですが、その栄養について少し解説します。
塩麹にはビタミンB1が含まれています。ビタミンB1は糖質を効率的にエネルギーに変換してくれるため、エネルギー代謝をサポートしてくれます。
また、ビタミンB2,B6が含まれていますが、こちらはタンパク質の代謝、合成に関係しているため、肌荒れ防止、子どもの成長に欠かせない栄養素です。
他にも腸内環境を整える役割をするオリゴ糖を生成する酵素や消化を助ける働きをする酵素も含まれています。
ただ、健康にいい栄養素が含まれているからと言って過剰摂取は禁物です。
塩麹大さじ1杯に塩分約1.4グラム含まれています。
成人男性の一日の塩分摂取量は7.5グラム未満が好ましいとされているのでやみくもに使うことは避けた方がよいでしょう。
感想
時間がある時に塩麹につけこんでおいたら後はレンジでチンのみ。
子どものお稽古の送迎で夕方以降忙しい時、事前に漬け込んでおけば、ご飯前にマヨとチーズをのせてチンするだけでメインが完成するのでとても便利です。
素材のうま味を活かした料理はその素材自体好きではなかった場合なかなか食べてくれなかったりしますが、なんと野菜嫌いの子どもがパクパク食べてくれました!
にんじんを見るだけでテンションが下がる子どもですが、「もっとちょうだい!」と言ってどんどん食べてくれます。
塩麹とマヨネーズ、上にかけたチーズのおかげでまろやかなコクがでて、お肉も野菜も本当においしく食べれます。
おいしすぎて、汁までご飯にかけて食べたいと言ってくれたほどです。
あまりかけすぎると塩分が気になりますが💦
でもそれくらいおいしかったです。
塩こうじは偉大ですね。
みんな笑顔で食事ができてよかったです。
みなさんももし良ければ作ってみてくださいね。