mamekoのとろけるキッチンへようこそ♪
豚の角煮を作る時、色々作り方はありますが、一番の問題は
「いかにあの脂を落として、かつ、おいしく食べれるか。」
ではないでしょうか。
今日は私、そんな難問に挑戦すべく米のとぎ汁で豚肉を下茹でしてみました。
実は米のとぎ汁ってすごいんです。
捨てずに活用。米のとぎ汁でお肉柔らか&臭み消し
大根やタケノコを下茹でする際に使う米のとぎ汁。
米のとぎ汁には脂質やタンパク質、でんぷんなど様々な成分が含まれています。
そのうちのカルシウムは野菜のえぐみと結合して、アクを除いてくれる役割があります。
でも、実は米のとぎ汁が下処理で活躍するのは野菜だけではありませんでした。
実はお肉の下茹でにも効果的なんです。
米のとぎ汁にはリパーゼという脂質分解酵素が含まれているので、お肉をやわかくして脂肪を落としてくれます。
また、お肉の臭みもとってくれるので、一石二鳥。
おいしいけれど、脂身が多くて躊躇する豚バラブロックの下茹でにピッタリです。
また、余談ですが、とぎ汁の臭みをとる成分や、油を分解する成分があることから、
食器洗いにも有効です。
使った食器を米のとぎ汁につけておくだけで、油が浮いて洗いやすくなります。
お米を洗った時にそのまま流すのではなく、とっておけば家事が楽になりそうですね。
豚の角煮のレシピ
材料
- 豚バラブロック 500gほど
- 米のとぎ汁(最初の濃いとぎ汁が理想)
- 水 400ml
- 料理酒 200ml
- みりん 大さじ4
- しょう油 大さじ5
- 砂糖 大さじ2
作り方
①米のとぎ汁で豚肉を1時間以上下茹でをします。沸騰するまでは強火、後は弱火です。
②豚肉をさっと洗って、4センチ角くらいに切り、鍋に入れ、水、料理酒、みりん、砂糖、しょう油を入れて落し蓋をして30分ほど煮込みます。
一度冷まし味を染み込ませたら完成です!
感想
お肉柔らか~。
ほどけていきます。
それにしょうがやネギを入れていないのに臭みもありません。
もちろん、ご飯がすすみます。
実は今回、豚の角煮の横でお弁当用に鶏もも肉も一緒に煮込みました。
時間も調味料も使っているので、余すことなく有効活用したいと思い(〃艸〃)ムフッ
すると、こちらもおいしー!
味がしっかりしみこんで、こちらももちろんご飯がすすみます。
お弁当に入れても「おいしかったよ。」との言葉をいただきました。
ほとんど手間をかけずに、もう一品作れるのはありがたいです。
みなさんも、もしよかったら作ってみてくださいね。