スイーツ

牛乳から作るまろやか練乳プリン

練乳プリン

mamekoのとろけるキッチンへようこそ♪

今日は牛乳消費レシピです。

たまには手作りのお菓子をあげたいけれど、バターはちょっと重い。

そんな時にはミルクプリンはどうでしょう。

ミルクゼリー、牛乳プリン、牛乳かん。

呼び方はいろいろですが、牛乳、砂糖、ゼラチンがあれば作れます。

いつもは牛乳を沸騰させずに作っていたのですが、

牛乳と砂糖を煮詰めるとコンデンスミルクになるということを知ったので

今回は煮詰めて作りました。

今回はグラニュー糖や三温糖ではなく三温糖で作りました。

三温糖はもともとコクがあるので、ミルクプリンよりももっと濃厚まろやかに。

キャラメルプリンとミルクプリンのあいのこプリンのような感じです。

ほどよいまろやかなコクの練乳プリンができました。

練乳プリン

牛乳と砂糖で作る練乳プリン

牛乳と砂糖を煮詰めるだけ。

ずーっとずーっと煮詰めると練乳に、もっと砂糖を足してバターも入ると生キャラメルになります。

お好みの煮詰め具合でどうぞ♪

ゼラチンは沸騰させると固まらないので、少し冷ましてから入れてください。

ぷるんぷるんのコクうま練乳プリンを召し上がれ♪

材料(4人分)

  • 牛乳   400ml
  • 三温糖   60g
  • 粉ゼラチン   5g

作り方

①粉ゼラチンは倍の水でふやかしておきます。

②牛乳、三温糖をフライパンに入れて、にこぼれないよう注意しながらかき混ぜながら煮詰めます。

③20分ほど煮詰めたら、火をとめ少し冷まします。

④ゼラチンを入れて、次は沸騰しないように火をかけてゼラチンを綺麗に溶かします。

⑤容器に移して、荒熱がとれたら冷蔵庫で冷やしたら出来上がりです。

練乳プリン

牛乳大量消費メニューのなぜ?

コロナ禍からよく牛乳大量消費メニューというキーワードを聞くようになりました。

牛乳が余って廃棄されてしまうから、そうならないようにみんなで美味しく食べましょうという取り組みです。

でも、なぜ牛乳だけがよく取り上げられるのでしょうか?

それは牛乳、つまり牛が生き物だから生産量の調整が難しいからです。

牛乳は牛からいただいているのですが、牛には暑さに弱く寒さに強いというメカニズムがあります。

つまり、夏には供給が少なく冬の方がたくさんとれるということです。

一方、牛乳をいただく側としては暑い夏の方が、冷たい牛乳にアイスと牛乳がたくさんほしくなります。

暑い夏の需要に合わせて牛乳を生産しようとすると冬はどうしても牛乳が余ってしまいます。

それならば冬は搾らなければいいと思うかもしれませんが、そういうわけにはいきません。

牛も生き物ですからきちんと毎日搾乳する必要があります。

なので、コロナ禍で注目されましたが、毎年牛乳廃棄の危機が訪れるのです。

もちろん牛乳消費が落ち込む時期にチーズやバターに加工してストックするという手もあります。

ただ、安い輸入品に対抗しようとすると赤字になってしまい、加工だけでは限界があります。

暑い夏、おいしいアイスや冷たい牛乳を支えてくれている牛乳、酪農家の方。

これからもずっとおいしい幸せを続けるため、私たちができることの一つが牛乳を通年おいしくいただくことです。

牛乳大量消費メニューという言葉にはそんな想いがこめられています。

練乳プリン