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カヌレ型なしでも!外カリ中もっちりのショコラカヌレ

フランスの伝統菓子のカヌレ

カヌレはフランスのボルドー地方の伝統菓子です。

カヌレとは「溝のついた」という意味で、独特のカヌレ型に入れて焼いた外側がカリっと香ばしく中側がしっとり柔らかい焼き菓子です。

日本にやってきたのは1990年代後半ですが、2022年現在もまたブームとなっており、専門店ができたり、カフェやベーカリーでもカヌレが食べれたりと、カヌレ人気が再燃しています。

SNSやネットでもおいしそうなカヌレが飛び交っているので、自分でも作ってみたくまりました。

カヌレの作り方を確認すると、牛乳、卵、バター、強力粉(薄力粉)、ラム酒などそこまで珍しい材料はないのでおうちでの作ることができます。

※本当は蜜蝋を使いますが、バターで代用が可能です。

他の焼き菓子と大きく異なるのは牛乳の量が圧倒的に多く、バターの量が少ないことです。

作った生地(液体)を冷蔵庫で12時間以上寝かせることで、グルテンの形成を抑え、ふんわりではなくしっとりとした生地にすることができます。

12時間以上生地を寝かせるため一日で作るのは難しいですが、一つ一つの工程は簡単です。

そんなわけで、カヌレ型はありませんがカヌレを作ってみました。

外カリ!中しっとりのショコラカヌレのレシピ

外カリ!中はしっとりのショコラカヌレのレシピです。

生地を半日ほど寝かせる必要があるので、1日目は生地作り、2日目に焼く日になります。

カヌレ型以外で作る場合、焼き時間に注意です。

小さめ、底が浅い型の場合は焼き時間を短くしましょう。

私は子どもが食べやすいようにミルクチョコレートを使っていますが、

大人向けにはビターチョコレートもおすすめです。

その場合は砂糖の量を10~20gほどお好みで増やしてもよいでしょう。

ラム酒が入ると風味がとても良くなりますが、お子さんが食べる場合は抜いてもらって大丈夫です。

材料(型6~8個分)

牛乳   250ml

バター  10g

ミルクチョコレート  50g

卵     1個

砂糖    45g

強力粉      30g

薄力粉      15g

ラム酒    大さじ1  

作り方

1日目:生地作り

① 強力粉、薄力粉を合わせてふるっておきます。

② 牛乳、砂糖10g、バター、ミルクチョコレートを小鍋で温めて、バター、チョコを溶かします。沸騰させないように注意しましょう。

③ 卵と残りの砂糖35gをホイッパーで混ぜて、ラム酒を入れます。

④ ③に強力粉+薄力粉をふるいながら入れてさらに混ぜ合わせます。

⑤ ④のボウルに②の牛乳液を入れて混ぜます。

⑥ ⑤をザルでこして、冷蔵庫で12時間~24時間寝かします。

2日目:焼く

①オーブンを200℃に温めます。

②型にバター(分量外)をしっかり塗って、生地を流し入れます。

③オーブンで40分ほど焼いたら出来上がりです!

ショコラカヌレ
ショコラカヌレ

感想

カヌレ型がなかったので、ダイソーで買ったミッキーの型と、ルクルーゼのラムカンダムールというハート型の容器に入れて焼きました。

ミッキー型の方が浅いため、一緒にオーブンに入れるとミッキー型の方が焼きすぎになってしまいましたが、きちんとカヌレになっています!!

きちんと、外側がパリっとしていて、中はしっとりでおいしいです♡

1つだけ食べるつもりでしたが、もう1つ食べたいくらいです。

この食感、虜になります。

みなさんも是非作ってみてください。

ショコラカヌレ
ショコラカヌレ