ガレット・ブルトンヌは丸い形の厚焼きのクッキーです。
風味豊かなバターがたっぷり入ったザクザク食感に、ほのかに塩味が感じて、まさにクッキーの王道のようなお菓子です。
「ガレット」は平たくて丸い焼き菓子という意味で、「ブルトンヌ」はブルターニュ風という意味です。
ブルターニュ地方は乳製品と塩の名産地であることから、ガレット・ブルトンヌが誕生しました。
ガレット・ブルトンヌを作るにはガレット・ブルトンヌ用の型があるのですが、型なしでアイスボックス風で作りました。
お菓子作りには型だけでも色々あります。
クッキー型、マドレーヌ、フィナンシェ、シフォンケーキ型にパウンドケーキ型。
1つ1つそろえるのは大変です。
まずは作ってみて気に入ったら専門の道具をそろえた方が気軽にとりかかれます。
プロと同じようにしなきゃと気負わず、まずはクッキー作りを楽しみましょう。
オーブンで焼いている時の幸せな匂いは日常を笑顔にしてくれます。
型なしで作るガレット・ブルトンヌのレシピ
バターの風味とほんのり塩味、厚焼きのザクザク感、一口食べると幸せになります。
表面の線の代わりにイチゴ好き、可愛いもの好きな娘のためにイチゴの粒ジャムを上に乗せましたが、写真を撮る前にほとんど娘が食べてしまいました💦
ま、喜んでくれるならそれでよし(笑)!
材料
有塩バター 100g
グラニュー糖 50g
塩 一つまみ
卵黄 1個分
薄力粉 60g
アーモンドプードル 80g
卵黄(トッピング用) 1個
作り方
①薄力粉とアーモンドプードルは合わせてふるっておく。バターは常温にもどしておく。
②バター、グラニュー糖、塩を泡だて器でまぜます。
③ふんわりしてきたら卵黄を入れてまぜ、ゴムベラに替えて、薄力粉、アーモンドプードルを入れて粉っぽくなくなるようにまぜます。
④生地を丸い棒状にまとめて冷蔵庫で一時間ほど冷やします。
⑤1cmほどの厚さで切って、並べ、卵黄をハケで塗ってツヤをよくします。表面に線を入れる場合は、フォークを使うと綺麗に線を入れることができます。
⑥170℃に予熱したオーブンで15~20分ほど焼いたら完成です。
感想
クッキーもパウンドケーキもプレーンなものが大好きな私にとってガレット・ブルトンヌはクッキーの王様です。
口全体にバターの風味が広がり、食べてる感じがしっかりするザクザク感、たまりません。
冷たい牛乳と一緒に子どもと幸せをかみしめながら食べました。
一説によるとガレット・ブルトンヌの丸い形は太陽を、表面の線は太陽の光を表しているみたいですが、確かにこれを食べるとお日様にあたっているみたいに幸せを感じます。
簡単にできるのでみなさんも是非作ってみてくださいね。
今回使った材料
アーモンドプードルはネットで購入しました。お菓子作りで入れるとしっとり香ばしくなるので色々なお菓子の生地にまぜています。
製菓用の細目グラニュー糖は粒子が細かくて溶けやすく、短時間でなめらかな口当たりになるのが特徴です。