mamekoのとろけるキッチンへようこそ♪
長かった夏休みも終わり、母はにっこり、子ども達はがっかり(*´∀`*)
というわけで(?)エールの意味もこめてパウンドケーキを作りました。
小麦ブラン(小麦ふすま)とバナナが入った食物繊維たっぷりのパウンドケーキです。
パウンドケーキの語源は1ポンド。
バター、小麦粉、砂糖、卵を1ポンドずつ入れて作るケーキという意味なのですが、
小麦ブランが入れるので小麦粉を減らし、バナナを入れるので砂糖とバターを減らすことにしました。
しっとりとした生地にバナナの風味とブランの香ばしさがふわっと薫る、おすすめパウンドケーキです。
小麦ブランとバナナのパウンドケーキ
卵を別立てしないので、材料を順番に混ぜていくだけ。
とっても簡単なのに、しっとり香ばしいパウンドケーキです。
今回は三温糖を使っているため、少し色が茶色っぽくなっています。
材料(パウンドケーキ型1本分)
- バター 90g
- 砂糖 60g
- 溶き卵 2個分
- バナナ 2本
- 薄力粉 90g
- 小麦ブラン 30g
作り方
①バター、卵は常温に戻し、薄力粉と小麦ブランは一緒にふるっておきます。オーブンを170℃に温めます。
②バター、砂糖をハンドミキサーでふんわりするまで混ぜます。
③溶き卵を少し入れる→ハンドミキサーで混ぜるを繰り返して溶き卵を混ぜていきます。
ポイント:一遍にいれると卵とバターが分離してしまうので、少しずつ混ぜながらいれていきます。
④輪切りしたバナナを入れてハンドミキサーで混ぜたら、薄力粉と小麦ブランを入れてゴムベラで粉っぽさがなくなるようにさっくり混ぜます。
ポイント:薄力粉を練ってしまうとグルテンが形成されてモソモソ固くなってしまいます。
ゴムベラを寝かさず切るように底や側面まで入れて、生地をすくって手首を返す。を繰り返して混ぜましょう。
⑤型にいれて、170℃のオーブンで30分焼いたら完成です。
小麦ブランとは?小麦ブランの
小麦ブランとは?小麦ブランの栄養
ブランパン又はふすまパンって知っていますか?
どちらも小麦ブラン(小麦ふすま)を使ったパンのことです。
小麦ブランは小麦の外側の表皮のことです。
小麦粉を作る時には硬くて食感が悪いので取り除いてしまいます。
でも硬い分表皮には食物繊維がたくさん。
なんと質量の約4割、100g中42.8gが食物繊維なんです。
それに、エネルギーの代謝に関わるビタミンB1、B2、
抗酸化作用があるビタミンEなど様々な栄養が含まれています。
グルテンの量が少ないので、小麦ブランだけでパンを作るのはなかなか難しいですが、小麦粉を減らして小麦ブランを増やせば、糖質を減らして栄養価もアップすることができます。
ちなみに小麦ぶらんと並びよく聞く全粒粉は小麦の粒全体を挽いたものになります。
小麦ブランは体に悪い?小麦ブランのデメリット
では、なぜ小麦ブランを検索すると体に悪い?という情報もでてきます。
小麦ブランは食物繊維がたくさんでミネラルも多く含んでて低糖質なスーパーフードです。
でもだからと言って食べすぎると良くありません。
食物繊維を多く含んでいる食品を食べすぎると消化ができずおなかがゆるくなります。
また、小麦ブランはもともと廃棄していた部分。
香ばしい味がしますが、小麦粉のパンやお菓子よりももそもそしてしまいます。
それを補うために小麦粉を配合したりお砂糖を入れたり工夫をするのですが、
そのため食べすぎるとやはり太ってしまいます。
どんな食材も食べすぎはよくないということですね。
小麦ブランを使ったパンのレシピ
今回小麦ブランでお菓子を作りましたが、ホームベーカリーを使ったパンレシピもあります。
小麦ブランを使った食パンを作りたくなったら参考にしてみてください(⌒∇⌒)