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豚フィレのパンチェッタでトマト煮込み

豚フィレのパンチェッタでトマト煮込み

食べるの大好き5人家族の食卓「とろけるキッチン」へようこそ♪

今日は豚フィレで作ったパンチェッタを紹介します。

パンチェッタって名前は聞いたことがあるけどよくわかっていなかった私。

テレビであばれる君がパンチェッタを作っていて、豚肉の塩漬けということがわかりました。

それならば家でも作れるのではと思い、チャレンジしてみました!

パンチェッタとは

パンチェッタとは豚バラのブロック肉を塩漬けにして乾燥させた料理だそうです。

ベーコンと似ていますが、ベーコンと違い「燻す」という工程がないのが特徴です。

水分をぬくことでうま味が凝縮されたお肉になります。

そして、1カ月くらいかけて乾燥させるのが本場の作り方らしいのですが、

家庭で作るときは食中毒が怖いので冷蔵庫で乾燥させる期間は1週間程度を目安に食べるようにしましょう。

パンチェッタはカルボナーラなどパスタの具にしたり、サラダに入れたり、生ハムのように薄切りにしてそのまま食べることもあるそうです。

ただ、家庭で作る際は必ず加熱して食べるようにします。

熟成されてうま味がぎゅっとつまった豚肉、それがパンチェッタです。

豚フィレ肉のパンチェッタでトマト煮込み

豚バラ肉で作るパンチェッタですが、豚フィレ肉で作ってみました。

豚フィレ肉の塩漬けです。

脂身が少なくてその分ヘルシーであっさりした味わいですが、

しっかり味付けされてお肉のうま味のぎゅっとつまっています。

驚くべきはその食感で、びっくりするくらいホロホロとやわらかくて、

何も力がいらないくらい、子どもの歯でも簡単に食べられるくらいやわらかほろほろです。

そんな豚フィレのパンチェッタをトマトで煮込むと、お肉も野菜もとろとろ。

シンプルにおいしさぎゅっとつまったトマト煮込みになりました。

パンチェッタの作り方

  • 豚肉塊    500gほど
  • 塩     15gほど 
  • ハーブソルト   あれば

作り方

①豚肉に塩をまんべんなくぬります。あれば、その上にハーブソルト又はローズマリーなどのハーブをふる。

②消毒した器に入れてラップをして3日ほど冷蔵庫に保管して塩漬けにします。塩が溶けてドリップという液体がでてきたら、液体を捨てましょう。

④お肉をキッチンペーパーでくるみ、ジップロックや清潔な容器に入れて、さらに3日ほど冷蔵庫で寝かして、水分を抜きます。途中ドリップがでるので、キッチンペーパーの交換が必要です。

⑤水分がとんでお肉の厚みが薄くなってきます。調理する前に15分ほど水につけて塩抜きをしたら完成です。薄切りにして火を通して食べましょう。

パンチェッタでトマト煮込みの作り方

パンチェッタに塩分が含まれているので、味付けは様子を見ながら入れます。

とにかく煮込めばOK。

ほろほろでうま味が濃縮されたお肉、やわらかくてコクがあるトマトスープ。

全員おかわりしました。

材料(4人から5人分)

  • トマト缶詰   1缶
  • 赤ワイン(又は料理酒)     100ml
  • ニンニク     1片
  • パンチェッタ   500gほど
  • 好きな野菜(玉ねぎ、茄子、ピーマン等)
  • 牛乳      200ml

作り方

①鍋にオリーブオイル(分量外)をひいて、薄切りのパンチェッタ、野菜、ニンニクを炒めます。

②軽く火が通ったら、トマト缶詰、赤ワインを入れて煮込みます。

③野菜がとろとろになったら牛乳を入れて、薄味であれば塩を足したら出来上がりです。

感想

びっくりするくらいおいしいです。

コトコト煮込んだわけではないのに、私の豚フィレ史上一番やわらかです。

トマト煮込みに牛乳を入れているので酸味が和らいだマイルドなトマトソース。

そこにお肉やお野菜が柔らかく溶け込んで、おいしさもとけこんで、

どこをすくっても、何を食べてもひたすらおいしいトマト煮込みになりました。

もちろんみんなおかわりです!

「大変そうだから気軽に作ってとはいえないけど、でもやっぱり作ってほしい!」

そう言ってもらえました。

下ごしらえに1週間となるとやはり大変そうと思うようです。

実際、パンチェッタを作る作業は大変かというと、大変というより気を使いました。

やはり生のお肉を冷蔵庫とは言え1週間保存するのですから、

まな板、保存容器、とにかく消毒、消毒、消毒です。

そこさえ気を使えば、お肉にキッチンペーパーを巻くのも、包帯をくるくる巻いているようでなんだか楽しくなったりもしました。

それも変な話ですが。

パンチェッタができてしまえば、後はとても簡単です。

そして、食べるのもあっという間でした(〃艸〃)ムフッ

これはとても嬉しいことですね。

みなさんも、もしよかったら作ってみてくださいね。