「とろけるキッチン」へようこそ。
食べるの大好き5人家族のmameko家の食卓風景を紹介しています。
今日は余ったパンの耳で作ったパンプディングです。
サンドイッチを作った切れ端のパンの耳の活用レシピ。
「うま~。」と喜んで食べてもらえました。
パンの耳でパンプディング
パンの耳だって立派なおやつに大変身。
卵液を作ったら浸して焼くだけの簡単おやつですが、
プリンとフレンチトーストの間のようなおいしさでおなかも心も満たされます。
材料
- パンの耳 半斤分
- 牛乳 200ml
- 卵 1個
- 砂糖 大さじ3
作り方
①卵、牛乳、砂糖をボウルに入れて混ぜます。
②耐熱皿にパンの耳を入れて①で作った卵液を注ぎ、10分ほど浸します。
③170℃のオーブンで20分焼いたら出来上がり!
卵について
卵は一日1個まで。
なんとなくそう覚えて育っていました。
卵は栄養価が高い分、コレステロールも高いので食べ過ぎに注意が必要。
だけど、最近タンパク質をとった方がダイエットにも良いという話もあり、
あれ?と立ち止まってみました。
お肉にもコレステロールが含まれているのに、どうして卵だけ摂取制限があるんだろうと。
卵は完全栄養食と言われているのに、健康にいいの?悪いの?
よくわからなくなったので調べてみました。
卵とコレステロールについて
タンパク質はとった方がいいけれど、コレステロールは悪。
なんとなく、そう思っていましたが、どうやらそう簡単な話ではないようです。
コレステロールは動脈硬化の要因となるため、以前はコレステロールの摂取上限値が定められていました。
卵が1日1個と言われていた時代です。
けれど、コレステロールの高い食品を摂取することよりも、食べ過ぎによるエネルギー超過の方が血中コレステロールを高めることがわかったそうです。
なので、コレステロールが原因で一日1個というのは今では言われなりました。
ちなみに100gあたりのコレステロールの含有量ですが、
鶏卵が428mg、鶏肉(もも)114mg、牛肉(もも)61mg,豚肉(もも)41mg
と卵がダントツに多いようでした。
ただ、コレステロールのとりすぎよりも、エネルギーのとりすぎが良くないとのことなので、卵に限らず食べ過ぎが良くないということのようです。
卵の栄養
それでは摂取エネルギーの範囲内であれば、卵をたくさん食べて大丈夫かというと、やはりそうではありません。
卵には飽和脂肪酸が含まれています。
飽和脂肪酸はとりすぎると血中のコレステロール値や中性脂肪を増やして、肥満の原因、さらには脂質異常症や動脈硬化のリスクへとつながってしまいます。
なので、1日1個と厳格に決まってはいませんが、やはり食べ過ぎは良くないようです。
完全栄養食としての卵
今まで卵のマイナスの面を伝えましたが、卵はそれだけではありません。
卵は食物繊維とビタミンC以外の栄養をバランスよく含んでいます。
特にタンパク質は体内で合成することのできない9種類の必須アミノ酸をバランスよく含んでいて、アミノ酸の優良性を示すアミノ酸スコアが100という素晴らしい食品です。
また、先ほど卵には飽和脂肪酸が含まれていると書きましたが、不飽和脂肪酸も含まれています。
不飽和脂肪酸であるオレイン酸と、レシチンとよばれるリン脂質は増えすぎると動脈硬化につながるLDLコレステロールを下げる働きをしてくれます。
他にもビタミンA、E、D、K、B2などのビタミン類、カルシウム、鉄、亜鉛などのミネラルがバランスよく含まれていて、なんだか栄養補助食品の成分を見ているようです。
完全食品と言われるだけありますね。
オムレツに目玉焼き、ゆで卵、卵丼にお菓子作り。
お料理にもお菓子にも欠かせない卵。
上手に付き合いたいですね。
感想
「うまー!」
パンの耳をどうしよかと思って作ったパンプティングですが、子どもの反応はめちゃくちゃ良かったです。
しっかり卵液がしみこんでいるので、とてもしっとり。
子どもに「プリンとフレンチトーストの間みたいなお菓子だよ」と説明したのですが、まさにそんな感じです。
フライパンを使わず、大きな耐熱皿でドンと焼くだけなので、とっても簡単でした。
最近子どもの食事量が増えてきました。
と言っても、野球をしていて運動量も増えているので、おなかがすくのも納得です。
給食から晩ご飯まで時間があくので、おやつも大事なエネルギー補給の時間。
毎日手作りは難しいですが、これくらいならなんとかなりそうです。
卵の栄養、牛乳の栄養もとれて、おなかも満たされて、おいしく食べられる。
みんなニコニコのおやつでした。